withコロナでMR活動ようやく再開?

  • 2020年6月8日
  • 2020年6月8日
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はじめに

緊急事態宣言が解除されて、段階的に行動自粛が緩和されつつありますね。
延期になっていた入学式を6月に行った学校も多くありました。
また、製薬業界においても、一部の企業はその自粛が緩和されつつあります。第二波が気になりますが、このまま収束に向かえば、多くの製薬企業が活動自粛の緩和→通常活動へと、駒を進めていく事になると思います。

いっぽうで、ある病院薬剤部長から話を聞く機会があり、こんな事を言っておりました。「当病院では、第二波がくるリスクを考え、入院患者家族の面会の禁止を継続。MRを含む業者の訪問も当分は原則禁止する」との事だったんですね。

以上を鑑みると、活動制限が解除されたとしても、これまでと同じようなMR活動には戻るにはまだ時間を要するかもしれません。
そのような状況のなかで、本日は、活動自粛明けのMR活動について考えたいと思います。

訪問自粛解除後のMR活動

いなくなったと思ったらいきなり現れて、一方的に薬の紹介だけしてMR帰っていった… みたいな事を避けたいですよね。

そうならないために、まずは、

・コロナ対応においてMRと医療従事者のギャップを把握する
 事が大切かと思います。


オンライン診療開始
・通常患者の減少(経営の悪化)
・手術の延期・人間ドッグの延期(経営の悪化)
・学会が軒並み延期(単位が取れない)
・コロナ感染対策による精神的・肉体的疲労


製薬企業社員がテレワークをしている一方で医療関係者はコロナと最前線で戦ってました。活動自粛明けの初めての面会では、医療機関の変化に興味を持ちましょう。





・病院経営状況を理解する

2020年4月の病院利益が前年4月の実績より10%超の減少との報告が出ています。3団体(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会「新型コロナウイルス経営状況緊急調査より」

病院の院長や開業医の医師は利益減に苦労している可能性があります。保険の支払いは数ヶ月後なので、これからが苦しいという話も聞きます。そういった薬剤以外の情報に気を配る、それだけでも他のMRとの意識の違いが明確になると思います。




・オンライン面会の活用

オンライン面会が普及するのはまだまだハードルがありますが、一部の医師はMRとのオンライン面談を開始していますし、今後、デジタル技術の発展が間違いない事を考えると、今のうちから活用できる状態にしておく事は間違いではありません。

実際に医師から、訪問面談とオンライン面談のどちらかを、2択で医師に選んでもらう事を提案したMRは評価しているとの言葉を聞きました。
訪問してもらっていいよと言われたら面会にいけばよいし、オンラインでと言われたら、オンライン面会したらよいのではないでしょうか。一部では、自分勝手な処方依頼をして医師を怒らせたという話も聞きます、両方うまく使い分けしていく事が大切だと思います。

最後に

5月11日の日刊薬業で「コロナのワクチン開発に対して国内企業の意欲が感じられないと厚労省が苦言」という記事がありました。

ワクチン開発に関しては、開発費の問題、研究開発力の問題など、自分達ではどうにもならない事ですが、いっぽうで、自分達自身で出来る事もあるはずです。

・小児科をまわる薬剤を扱っているMRであれば、予防接種に対する小児科
 学会のスタンスを把握する。
・免疫抑制剤を扱っているMRであれば、コロナウイルスに感染した場合どう
 すればよいのか纏めておく。
・高齢者や糖尿病等のリスクの高い基礎疾患を有する患者への自車医薬品の
 投与はどうしたらよいかを調べておく。

できる事はいろいろあると思います。

MR不要論といったネガティブな意見もありますが、
コロナ明けの新時代、逆にMRが再評価される時代をMR自身が創っていきましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。